
「セブンイレブンが”上質さ”と”手軽さ”でコーヒー販売数日本一を実現」だからといって、「上質さ」と「手軽さ」を追求すれば顧客が増えるわけではありません。
https://president.jp/articles/-/58521
なるほどですね。
セブンイレブンが「コーヒー販売数」で日本一になった理由は「手軽さ」と「上質さ」の2つを実現せたからだ、という記事です。
1面を見るとその通りです。
しかし、セブンイレブンはTOPチェーンです。
マーケットを創造し続けていました。
セブンイレブンがマーケット調査から戦略をしっかり立てていて、徹底的にニーズを発掘している、という印象を受ける記事ですが、それは違います。
(鈴木さんが社長時代については)
あくまでも日々のお客様の変化をキャッチし、その変化に対応してきたからです。
つまり、机上の出発ではなく、現場からの出発です。
現場で発掘されたニーズを解決するために、後付けで戦略に落とされているだけです。
「上質を求めれば顧客満足度が上がる」の思考ではなく、「顧客の変化を捉え続けていたら「上質」になっていた」という結果論でしかありません。
「上質を求めて手軽さを取り入れれば、顧客が増える!」わけではありません。
にしても、鈴木さんが舵を切っていた中でも1995年~2010年あたりは見事でした。
ライバルにあたる会社で本気で勝つ気持ちで挑んでいましたが(1人でですが)、1㎜も勝れませんでした。
勉強になります。
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