
「届け方」はたくさんある、「届けること」が問われています!
企業側にとっては本当に難しい問題ですね。
割り箸の産地吉野が、コロナ禍で生産量減により苦境に立たされているという記事です。
苦境に立たされている企業は多くありますが、将来に希望が「ある」か「ない」かで状況が大きく変わります。
こちらの工場の状況は別としても、イノベーションを感じられる企業は生き残り、感じられない企業は難しくなるでしょう。
その理由として、お金の流れが明確に変わってきたためです。
今までは「機能」を売り「消費」することでお金が回っていた、いや回していました。
今後は上記の視点とは別に、社会に「意義」を与えることで「投資」を受けるというお金の回し方に変化しました。
割り箸は「使い捨ての箸」です。
記事内では「使い捨て」に対して「端材を捨てずに有効活用する点を強調」としてありましたが、極論、有効活用は箸だけでなくてもよさそうです。
「使い捨ての箸」を世の中に送り出すこと自体に意義を持ち、取り組みを実施したいですね。
加えて、YouTube(オンライン)の空中戦だけでなく、ポップアップストアの展開など地上戦を仕掛けていく時代になりました。
プロモーション、つまり相手に届ける方法はいくらでもありますので、あとは社会的意義を見出せるかどうか、社長の手腕にかかっています。
▼まとめ
・奈良県吉野地方の生産者らが苦境に直面
・新型コロナウイルス禍で飲食店が休業し、割り箸の需要が激減したため
・業界団体は販路拡大につなげようと、魅力を伝える動画作成などに取り組んでいる
荒井智也note:https://note.com/tomoya0725/