
謎の「デジタルアナログサイクル」は日本の国力を奪っています!
いや~状況が目に見えます。
地方・中小企業が電話、FAXによるアナログな仕事をしているため課題が山積みだという記事です。
すごく目に浮かびます、笑
私が独立を決めた理由の一つがここのストレスです。
(紙媒体屋)
※「紙媒体の必要性」と「業務上の紙の必要性」は全く別の話であります。
まず、今流行りの「DX」に乗っかるのは中小では仕方ないことなのでしょうが、まず、身の回りのIT活用を進めるべきですよね。
働いている社員がITの恩恵を感じれていないのに、DXの本質は理解できないでしょう。
例えば、紙媒体の広告原稿の入稿の事例。
社員にはPCとiPadとiPhoneが貸与されていましたが、原稿を入稿する際、社員全員が事務所に戻ってから原稿を紙で印刷、ここから「紙」をフル活用します。
そして、写真データ等の「データ素材」を1つ1つコピー機で紙に印刷し、すべてを合わせて再度コピー機でPDF化し、PDFデータを特定のシステムに保存します。
「データ → 紙 → データ」の謎のデジタルアナログサイクル。
改めて活字にすると恐ろしいですね。
しかしながら、これが地方中小企業(上場企業)の現実であり、平成が終わり令和になってもルーチンとして機能しています。
ちなみに私は、商談中にお客様と一緒にiPadで原稿修正を記入し完成させてしまいました。
身の回りに機器が揃っているならば、DXの前にIT活用から初めて業務を効率化したほうが、よっぽど経費は削減され、利益に直結します。
加えて、上記の流れから事務所で業務が当たり前となると、結局残業が増えますし、コロナ禍で人との接触を増やすこともあり、結果、社員の不満は溜まっているように見えました。(半分は自己責任ですが)
日本がグローバル視点で貧困国化していることに納得する瞬間です。
そして、記事にもありましたが、簡易なデジタルツールをスピーディーに導入し活用することも大事ですよね。
▼まとめ
・全国行脚で見えた、地方・中小企業に残る「紙&掲示板コミュニケーション」の課題が山積み
・非効率なコミュニケーションに隠れた「売上の機会損失」がある
荒井智也note:https://note.com/tomoya0725